Love in War! vol.2



「ガンダムが捕獲された?!」
一人奇襲のためMAで出ていたフラガは、その通信に驚いた。
レーダーで確認してみれば、イージスに捕獲されたストライク、そして見なくてもわかる(何)隊長機シグー。
「ちっ・・・あの、バカ・・・!」
無論、バカというのはクルーゼのことである。(違)
フラガは、節操ナシのクルーゼがまたもやキラを堕としたのだ、と明確に見抜いていた。(オイ)
(ったく・・・油断もスキもあったもんじゃねぇ・・・・・・)
自分が離れてから、おそらく彼は数多くの男(爆)達に手を出しているのだろう。
そう考えると、フラガはキレた。
「くそーっ!!クルーゼのバカぁー!!!」
フラガはそう叫ぶと、ヴェサリウスの向けて砲弾をぶっ放した。
クルーゼを欠いた戦艦は、彼のフラガを感じる(!)超人的な能力によって攻撃を察することもままならず(苦笑)、ただただ攻撃を受けるだけになっている。
「ぃよっしゃああああっ!!」
腹いせにヴェサリウスを破壊したフラガは、意気揚々とアークエンジェルへと機搭したのだった。
・・・キラのことは置いてけぼりかい?フラガ君。。。

とにかく、彼のおかげで、ヴェサリウスは一時撤退、ということになった。
けれど、まずは修理が終わらねば帰るものも帰れない。
整備の方は工員たちにまかせて、パイロット達はつかの間の休息をとっていた。
その中の一人、アスランは自室のベッドで休んでいた。
けれど、心は休めるはずもない(!)。
(なんで・・・隊長とキラが。。。。。。)
アスランは、一人ベッドの上で友人と上司のことを考えながら、悶々としていた。
隊長・・・が昔、自分じゃない誰かと付き合っていたのを知っている。
それを承知の上で、自分は今クルーゼと付き合っていたのだ(!)。
(でも・・・まさか・・・キラが・・・?)
そんな、そんなはずはない。
キラは、純情一筋の可愛い少年だったはずだ。
『僕は、アスラン・・・君だけが好きだよ』
その言葉を信じて、心だけは<ここ重要>一筋でキラを愛し続けてきたのに!!
(キラ・・・!)
アスランは、たまらなくなって部屋を出た。
クルーゼ隊長の部屋に行けば、全てがわかるはずだ。
アスランは、今2人がいるであろう指揮官室へと向かったのだった。



キラとアスラン。そしてクルーゼ。
そしてもう一人、乱入者がこちらへ向かっていることを、彼らは知る由もなかった。
「くっ・・・なんで俺が悪の巣窟(ザフト)に行かなきゃなんねーんだ・・・・・・」
キラを無視して帰ってきたことで、散々叩かれたフラガは、しぶしぶとキラを救出すべくヴェサリウスへと向かっていたのだった。



もはやわけわかりません。どうしよう。。。。。。




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Update:2003/10/18/FRI by BLUE

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