最終クルフラCP論



最終的に、結論を出したいと思います。
れっちょの最終クルフラ決定論。(2003/09/15)









当初リバシだったはずのこの僕が、今までSEED50話近くを見てきて、今ではクルーゼ×フラガ以外にあり得ないと思うようになりました。


以前、僕はクルフラ・フラクルについてあやふやながら語ったことがありました。
けれど、所詮それは少ない情報の中での想像・検証・推測でしかなく、
ただみなさんへの問題提起というか・・・疑問の投げかけで終わってしまったと思いますが・・・。
今、ガンダムSEEDは終わります。
そして、クルーゼとフラガ、彼らの確執も、ようやく終止符が打たれます。
この中で、フラクルと結論づけた人は、それでいいと思う。このクルフラ論など、読まなくて構わない。
ただ、リバシの人へ。
ここに、クルフラ・フラクルリバシとして入室・ROMしてくださってる全ての方へ。
ここは、クルフラ一色に染まります。
フラガはクルーゼを前に受けでしかなく、クルーゼは常に攻めとしてフラガの前に在る。
その理由を、今ここで、はっきりと語ろうと思います。
クルフラの方には、よりクルフラでいられるように。
リバシの方には、もう一度クルフラというCPを考えていただけるように。
そしてここでは、フラクルはあえて否定させていただきます。
ただ、フラクル好きな人を否定するわけではないのですが。
言ってしまえば、クルフラな事実を認めた上で、「でもフラクルも(が)好き」と割り切って欲しいですね。
好みは、人それぞれですから・・・。
ただ僕はフラクルは在り得ないと思う。
だから、フラクルというCPは否定します。

まずクルーゼとフラガの関係をまとめた上で、クルフラを語っていきたいと思います。
めちゃくちゃ、長くなりました・・・。もう、かなり読者泣かせです(汗)
それでも読んで下さろうという方、ほんと、ありがとうです・・・
もう、半分、自己救済なようなもんです、コレ(汗)







さて・・・どこから語ればよいのでしょう。
クルーゼとフラガ・・・。
この2人の関係は、まず根本がアル・ダ・フラガということで、事実に沿っていきたいと思います。
まず、2人の、お互いへの思惑とは、どういうものなのでしょうか。

<クルーゼ→フラガ→アル・ダ・フラガ>

フラガは、自分が生み出される、造り出される理由となった存在。
フラガがいなければ、そもそも自分は生まれなかった。
フラガの母がアルと仲違いを起こしていなければ、
そしてフラガがもっとアル・ダ・フラガの期待に副える人材であるならば、
クルーゼは生み出される必要がなかった。
・・・自然ではない存在―。
クルーゼは、人の思惑で存在の有無が決定される存在だった。
そして、生きる目的を、未来を定められた人間として育てられてきた。
名門フラガ家の跡取りという、枷をはめられて生きてきた。
ならば、クルーゼは幼少の頃は、フラガの存在を知らないで生きてきたことになる。
が・・・ここで1つ問題がでてくる。
アル・ダ・フラガはフラガの存在を消すつもりはなかったのだろう。
フラガが語っている通り、「傲慢」「疑り深い」など・・・
10歳という年齢までの記憶しかない彼がそこまで知っているということは、
まずアル・ダ・フラガはあの屋敷にフラガとおそらく妻であるフラガの母と形では同居し、
父親という顔の合間に「傲慢」「疑り深い」「フラガへの不信」を垣間見せていたはず。
心の奥底で、「こんなバカなどどうでもいい、私には『私』という存在がいる」と思いながら。
子供というのは敏感で、そういう感情は伝わるものだからだ。
だからこそ、フラガは子供なりに父親を嫌いだと感じ、
おそらく多かれ少なかれ父親にひどい仕打ちを受けてきたであろう母親への想いもあって、
フラガは気丈に生きるしか道はなかったのだと思う。(話は逸れましたが)
クルーゼは、教育係に育てられたのだろう。
広い屋敷の一角で過ごしてきたというよりは、どこか違うところで、と考えるのが妥当だろうか・・・。
ただ・・・
コレは余談なのですが、
アル・ダ・フラガとて、クルーゼを人前に出すだめには、かならず細工が必要だったでしょう・・・
フラガという存在をクルーゼに置き換えぬ限り、
フラガはあくまでアル・ダ・フラガと正妻の息子であり、クルーゼは母を問われることになる。
だからこそ、いつかはアル・ダ・フラガは、
フラガとクルーゼを、兄弟として引き合わせるつもりはあったのかもしれない。
ただ、弟に継がせるというのは、難しいから・・・
フラガが自分の家を継ぎたいと思わなくなるような教育でも、途中からしてたのかもしれないね・・・
ヒコーキとか。(え)
それとも、クルーゼを、初めから兄として迎えるつもりだったか・・・。
とにかく、話を元に戻すと、
父親も、母親もいない場所で育てられたクルーゼ。
父はたまに顔を出していたのかもしれない。
けれど、母親は完全にいず(もしかしたら教育係がダミー母だったのかもしれないが)、
父もいつもいるわけではない。
子供は、大人の気持ちにはとにかく敏感だ。
あまり会えない父。どこかよそよそしい義母か乳母。
そしてアル・ダ・フラガのクローンという事実を知っている大人たちの目。
そして飛鷹(ヒビキ)教授ら研究員による定期検査など。
これでは、クルーゼが自分の存在に疑問を持っても当然だ。
クローン技術はあのコズミック・イラの時代でも完全なものではなかったはず。
禁止されている以上、完全な技術として出来上がるはずもない。
だからこそ、クルーゼの出生や成長には数多くの科学者が関わったわけだし、
5年もたては失敗作―つまりテロメアが短く、普通の人間としては生きられない、とアル・ダ・フラガは知るだろう。
クルーゼがいつ長くは生きられないことを知ったのかはわからないが、
クルーゼは真実を知る要素はいくらでもある。
フラガのように見てしまった、でもいいし、まずは彼には監視の目が絶えないだろうから、
目を盗んで、などしたくもなるだろう。
かくして、おそらくクルーゼは父の真実を知り、自分の真実を知った。
もしかしたら初めは自分がクローンである、と知っただけかもしれないし、
父には正規の息子がいる、と知っただけかもしれない。
そしてフラガに興味が湧くと同時に、同じ息子の立場としての嫉妬。
たとえアル・ダ・フラガがどんなにクルーゼに目をかけていようとも、体裁はフラガの傍にいるのだろうから。
そして、あの『ただ1度』逢いに行ったのだろう。
あれが、父親の手に引かれて、出会いの場を持ったわけではないことは事実だろう。
フラガは記憶にすら残っていなかった。そもそも、ここがあまりにおかしい。
ただ見かけたとか、すれ違ったとか、道端で出会った、とか、そんなのではないのだ。
きちんとフラガ家の屋敷で対面している。
それでも記憶にないというのは、やはり、正規の「出会い」の場ではなかったのだろう・・・
また、本編では、なぜあの火事が起こったかは描かれていない。
ただ、繋がりから僕はクルーゼがフラガ家に放火したのかと思ったが・・・。
ちょっと、10歳足らずの少年がするには、あまりにも早いかもしれない。
老化の早さと、(精神的なものも含めた)成長の早さがイコール(=)であるならば・・・それも有り得るかもしれないけれど。
ということで、難しいけれど、とにかくクルーゼの歩みは、
父親・周りの大人たちへの不信・憎しみ、そしてフラガの存在への興味・嫉妬・愛憎など複雑な感情。
それを押し隠して、クルーゼは青年期を過ごしていく。

そして、出会うのだ。戦場で、偶然ともいえる戦いの場で。
自分の生み出される原因となったその男に、クルーゼは出会う。
何も知らないフラガ。全てを知る自分。その感慨はいかがなものだったのだろうか・・・。


<フラガ→クルーゼ>

戦場で出会った、見知らぬ男。
ただ機体同士の戦いで合間見えただけではなく、面と向かっても何度かやりあって来た男。
だからこそ、顔まで知っていたのだろう。
彼が初めてクルーゼを知り、そしてその『感じる』という異様な感覚に包まれた時、彼はどう思ったのだろうか。
「なんだこの感覚は」「何かが・・・いる?!」など・・・背筋が震えるような、ひやりとするような、異様な感覚。
なぜ感じ合うのか。この疑問は、あの、45話まで解明すらされなかった。
フラガ自身、何故だかわからない、と・・・何故だかわからないけれど、感じるんだと言っていた。
何故だかわからないならば、ではどうしてフラガはそれを問い詰めなかったのだろう。
クルーゼから投げ掛けられる屈辱めいた言葉、常に見下ろされているような感覚。
この捕らえ方は、まず誰もがそう思うことでしょうから、主観じゃなく客観的なものとさせていただきますが、
フラガは何度かクルーゼとやりあって、クルーゼにこの疑問を投げ掛けたかったはずだ。
「なぜ俺を知っている?」「なぜお前は俺の存在を感じるんだ」など。
ここで考えられることは、2つあります。
過去にフラガがクルーゼにそれを問い詰めたとする。
けれど、クルーゼはフラガに真実を告げなかった。フラガは、クルーゼから疑問の答えを引き出せなかった。
もしこれがフラクルだとして、フラガがクルーゼを強姦などして追い詰めたなら―。
それでも答えなかったクルーゼに対して、フラガはおそらくクルーゼに対し、強い憎しみや執着を持つのであるまいか。
自分の思い通りにいかない存在として。
けれど、本編を見てみれば、よりクルーゼのほうがフラガに執着があるのが誰の目にも明らかだ。
フラガは、クルーゼに自分達の関係を問い詰めていないのだろう。もしくは、問い詰められないか。
そしてこれは、もう一つの推測に繋がっていく。
フラガはむしろ、その事実から目を逸らす感がある。
確かに、クルーゼの存在を「感じ」、クルーゼの脅威を肌で「知る」者として、
いつもクルーゼの前には立ちはだかるもののー・・・
それは、まず同僚達や仲間たちを守りたいという思いからであろうし、
地球軍の軍人、それもエースパイロットとしての義務ともいえる行動だとも言える。
過去にクルーゼに問い詰められなかった事実。
「あの男と自分はなんらかの関係があるのでは」という疑問から、フラガが目を逸らしたとするとどうだろうか。
クルーゼは何も知らないまま生きてきたフラガに対して、謎めいた言葉を投げ掛ける。
その謎めいた言葉すら、「何を言ってるんだ、こいつは」で終わらせたとする。
本編の45話を見ていて、フラガの内心はこう考えるのが妥当だろう。
フラガはキラに「いちいちヤツの言葉に惑わされるな」と言っていた。
これは、明らかにフラガがいままでクルーゼにさんざん翻弄されてきたのだと言える。
翻弄され、それでも真実は謎のまま、ここまで来た。
その中でフラガの心が達した結論は、
投げ掛けられる疑問にいちいち心を惑わされていたら、戦場では生きていけないということ。
フラガはそれをよくわかっているし、以前アスランに言ったとおり、戦争では戦う人間の信念が不可欠だと思っている。
だから、フラガは「戦わなきゃ守れないから、戦う」と自分にもキラにも言い聞かせ、
ある意味、自分のことは無視してきたと言っていいだろう。
自分を見つめ直すこと。過去を掘り起こすこと。クルーゼとの関係を考えること。
自分のことは置いておいて、守りたいもののために戦っていた。
だからこそ、ある意味、フラガにとって自分のことにも繋がるクルーゼのことは二の次なのだ。

ここは心苦しい結論ではあるが、
フラガは、クルーゼより構わなければならない仲間がいる。
自分を、そしてクルーゼを見つめ直す心の余裕は、今の彼にはない。
だた「なんであいつを感じるんだ」という漠然とした不安だけを残し、フラガは戦い続けていくのだ。


<フラガとクルーゼ>

フラガにとって、クルーゼは残念だがうっとうしい存在。
クルーゼにとって、フラガは自分の存在理由であり、憎い父の子であり、兄弟でもある存在。
これが、44話までの2人の認識だ。
さて、ここまでで、クルフラか、フラクルかを述べるのは卑怯かもしれないが・・・
フラガは何も知らされていない。
クルーゼは全てを知り、そしてそれをフラガに投げ掛け、心を惑わす。
もしここで、クルーゼが真実を知りつつも、それをフラガに隠そうとしていたなら、
フラクルである可能性は否定できなかったかもしれない。
フラガにとって、自分が嫌っていた父親のクローンであることが衝撃的な事実であることは間違いない。
クルーゼがそれを隠そう隠そうとするなら、
その心は、真実を知られることで自分まで嫌われてしまうかもしれない、という弱気な心の現れか、
フラガの人生を狂わせたくないからなど、フラクル的解釈もできただろう。
だが、事実、クルーゼは、フラガを惑わそうとし、現に惑わされてきたフラガがいる。
真実を語らないまま、フラガに漠然とした不安だけを持たせ、それに移ろう彼をただ眺めて。
からかうような言葉を投げ掛け、唇を噛む男を嘲笑う。
そう簡単に関係を明かす気はない。遊べるうちは遊んでやる。もしくは、遊ばせてやろう、という思いか。
クルーゼは、ただ見下ろし、自分が軽く背を押してやるだけで破滅へと走る人類を嬉々として眺めている。
全てを掌中に収める男。それはフラガも例外ではない。
ただ、自分の唯一の血縁として、生物学的な父親として、息子であり兄弟であるフラガを見て。
何も知らず、ただ自分を敵として見るその瞳に、クルーゼは何を思っただろうか。
もう、ここまでくれば言いたい事はおわかりになるだろう。
出会った時、クルーゼはすでに人類への制裁を生きる糧にしていたはず。
そして、そこに立ちはだかる、自分の息子であり、兄弟であり、存在意義だった男。
人類への消えることのない憎しみは、その胸のうちに。
そして、クルーゼの、個人に対する感情は、唯一フラガに向けられる想いだけ。
父親の立場としての感慨。少年時代、ただ1度だけ会った兄弟。
地球軍でフラガが活躍し、エンデュミオンの鷹と評されることは、クルーゼにとって皮肉とも言える事実だったはずだ。
アル・ダ・フラガがメンデル研究所の資金提供者であり、飛鷹教授と懇意であったこと、
そしてクローンという違法行為を行わせた罪人であったこと。
その息子が、何も知らぬまま今コーディネイターを敵に回し、守りたいもののために戦う、と銃を取る。
クルーゼから見ればそれはあまりに滑稽であり、けれどある意味・・・自分と似ていた。
クルーゼがそんなフラガに愛情めいた気持ちが湧き起こっても、おかしくはないだろう。
ただ・・・自分の妨げになるのならば、容赦しないだけで。
多分、クルーゼはフラガを憎んではいないんだと思う。憎んでも仕方のない存在であるし、
確かに、ある意味フラガはあの男―アル・ダ・フラガの被害者ではあるのだから。
ただ、クルーゼがフラガに真実ははっきり言わないまでも、あそこまで執着し、ちょっかいをかけてくるのは、
やはりフラガはアル・ダ・フラガの純粋な息子であるのだから、
自分の苦しみや、痛みや、悲しみをフラガも背負う義務がある、と思っているのではないか。
彼を闇に突き落としたのはあの男。その息子であるフラガが、
自分のことを何も知らずに生きていること自体、罪なことだと思っているように思う。
責任は問わないまでも、いつかその事実を知る義務はある。
だからこそ、クルーゼは、いつかは自分の正体を明かす人間の一人としてフラガを念頭に置き、
そして、お前に討たれるのなら、それもまたとも思ったがな、などという余裕めいた発言を繰り返すのだと思う。

そして・・・・・・ついに真実が明かされる日がやってくる。
45話。
ここで、フラガは全てを知ることになる。
クルーゼが自分の父親のクローンであること。自分の父の罪深き行い。クルーゼの運命。そしてその揺らぎない意志。
クルーゼがかけてきた言葉の意味、感じ合うことのその理由―・・・・・・。
信じられなかったろう、信じたくなかっただろう。
ずっと、目を瞑ってきた。
それが、今まさに、目の前に突きつけられるのだ。
クルーゼはあそこで初めて、自分の心の奥底の闇をフラガとキラに語る。
独白―。フラガは感じ取ったかもしれない。クルーゼの、怒りや、悲しみや、痛みや、苦しみを。
クルーゼはフラガを責めていたわけではないようだ。
けれど、フラガにはそう聞こえたかもしれない。クルーゼは彼の父親が狂わせた存在だから。
ついにクルーゼという存在を目の当たりにしたフラガ。
自分が悪いわけではない。そうは言い聞かせてみるものの、耳に残るのはクルーゼの言葉。
人類を裁く権利、人類を終わらせると言い切る男のそれを胸に、
フラガはそこで悲壮な決意を固める。
当然、フラガに、クルーゼの言うことが納得できるはずはないのだから。
フラガは自分の父であり、兄弟であるその男を、自分が止めなくてはならないと言った。
そんなことはさせない、と。
息子としてか、それとも、唯一の血縁であるが故か、それはわからないが、
どちらにせよ、クルーゼを止めるのはこの俺だ、と彼の運命すら背負いこもうとしている。
止めなければならない、と・・・死を覚悟してでも彼がそういう結論に達した理由は、どこにあるだろう。
クルーゼの闇は、長く、深いものだと、あの時フラガは感じていた。
そして、それは自分の父―アル・ダ・フラガがそもそもの始まりだと、フラガは知る。
おそらく、半分が義務感でしかないだろう。
クルーゼに対する罪の意識も、クルーゼに対する感情もなにも培われなかった過去だ。
突然言われても、敵、それ以上でもそれ以下でもなかったクルーゼにそう簡単に感情移入できるだろうか。
クルーゼが切ないと―・・・、不憫だと、そして可哀想な男だと、
一転して思えるはずもない。
フラガは、愛せない。クルーゼを。
これから長い時間を過ごしていくならば、愛していくことはできただろう。
だが、死に向かうクルーゼ、何も知らずただ敵対していた自分、そして激化する戦争を前にして、
フラガは何も出来ない。クルーゼを止める以外には。
たとえ命を投げ出しても、全人類を死なせないためにクルーゼを倒す以外に、フラガに道はないのだ。
そして、それがクルーゼに対する贖罪にもなるだろう。
迫りゆく死を覚悟し信念を貫く人間を止められるのは、同じく死を覚悟した人間だけ。
自分が、父が生み出した狂気の存在。
彼を止めるために、フラガは悲壮な決意を固めるのだ。
自分の父の罪に翻弄され、クルーゼの真実に翻弄され、そして出した結論は『死』を覚悟してでもクルーゼを止めること。
クルーゼはフラガのその気持ちを歓迎するだろう。
そうして、全力のバトルが、結末を迎えるのだ。


<クルフラ・フラクル>

ここまで述べてきて、フラクルになり得る要素はあったでしょうか。
多分、ないと思います。あったらメールください。もっと深く考えます。
やはり、クルフラだと思う人間はフラクルに見える理由がわからないので、それを看破したいと思ってもできないんですよね・・・。
まぁ、面と向かって話し合えば別ですが。

ということで、結論。

クルーゼは、フラガに重圧をかける。
それは、お前には私を止める義務があるぞ?という挑発の意味であり、息子のお前が私に勝てるか?という挑戦の意味もある。
フラガはその重圧が何たるかも知らぬまま、それに反発し、敵対し、唇を噛む。
そして、事実を知り、悲壮感と義務感に駆られて、命を捨てるほどの決意を固める。
これはどう捕らえてもクルフラでしかなく、フラクルにはなりえないと、僕は思う次第である。

そして・・・最後に。

これはあくまで、本編に沿った2人の話であって、
我々腐女子(って差別用語じゃないよね?!気分害したらすいません)はこれに愛情や劣情を絡ませていくわけなのだが。
上記のように、確実なところでクルーゼ→フラガ、という執着が生まれているのだから、
愛という観点で見ても、クルーゼ→フラガであることは相違ないのではないか。
けれど、それを理解していて、納得していて、
それでもあえてフラガ→クルーゼにし、恋愛模様を妄想しようというなら、
攻めとして君臨したり、クルーゼを愛をもって包み込むようなフラガが好きで、なおかつ受けとしてフラガに弱みを見せられるクルーゼが好きならば、
それはそれで構わないと思う。
ただ、本編が、いままで語ってきたこの本編が、
それでもフラクルじゃないの?!と思う方がいたなら・・・聞かせて欲しいです。
マジで、真面目に聞かせていただきたいと思います。
よろしくお願いします。



また何か気づいたことがあったら更新するかも(汗)
これを読んで、賛成意見、反対意見などありましたら、かなり歓迎いたします。
ただ、苦情は受け付けません。ご了承くださいませ。






余談になるけど、フラガとラミアスってまだ寝てなそうだよね。
だってねぇ・・・まだラミアス、あのMA乗りのペンダントつけてんでしょ?!
あんなやりとり、もうとっくにデキちゃってる2人なら遅いって。
うーむ、純な愛だった・・・ということにして、このまま死んどくれ、フラガ。(すいません)






Last up date:2003/09/15

コンテンツ

PAGE TOP