公平な、関係。その1
「・・・なんか不公平だ」
行為の最中、セフィロスはポツリと呟いた。
「え・・・・・?」
セフィロスの足を抱え、自身まで奥に埋め込んで、気分も身体も絶頂期の頃。
クラウドは何を言い出すんだとセフィロスの顔を覗き込んだ。
「・・・なんでオレばっかりが『見られ』役なんだ?」
・・・・・・。
そりゃあ、クラウドが『上』なら当然そうなるわけで。
「オレも、お前のイってる顔とか見てみたいんだが・・・・・・」
あぁもう。
なんで雰囲気ぶち壊すかなこの愛しい人は。
「あー・・・じゃああんたも目、開けてたら?」
「そうする」
そして、目を一杯に開けて、自分を見つめるセフィロス。
ギシギシギシ。
・・・・・・・・・。
セフィロスは、まだ見ている。
そう思ったら、なんだか顔が熱くなってきた。
・・・・・・・。
クラウドは無言でセフィロスを反転させた。
「な・・・っ!ずるいぞクラウド!!」
首をひねって抗議するセフィロスを後ろから貫く。
「っあ・・・っ・・・はっ・・・」
途端に洩れる、甘い声。
クラウドはちょっと安心しつつ、セフィロスへの奉仕を強めた。
はー危なかった。
セフィロスにイく顔見られるなんて。
あー恥ずかしい。
なにが書きたかったのか。自分でもよくわかりません。(爆死)