攻受決定戦!第3話。
「ク、クラウドぉ〜!!」
怒りで(いや、羞恥からかもしれないが)顔を真っ赤にしながら、セフィロスはクラウドを睨みつけた。
必死にさっきの体勢から逃げ出したので髪も服もぐちゃぐちゃになっている。
しかし、クラウドはどこ吹く風なようで。
「フッ・・・全く、おとなしく俺の腕に飛び込んでくればいいものを」
とか言って、髪をかき上げている。
「それはオレのセリフだぁー!!」
「はいはい。仕方ないな」
クラウドは息を吸うと、ビシッとセフィロスを指差しました。
「勝負だっ!!セフィロスっ!!」
勝負か・・・・・・たかが一般兵に負ける『私』ではないっ!!
クックックッ。墓穴掘ったなクラウド。
セフィロスはニヤリと笑みを浮かべた。
「望む所だ。潔く負けて我が腕に抱かれろ。」
またしてもセフィロスは自分の世界に入りつつある(汗)
「よし、決まったな。じゃあ今日の勝負は・・・ジャンケンだっ!!」
「はっ・・・・・・?」
勝負と聞いて、すっかり1対1の戦闘だと思っていたセフィロスは一瞬硬直した。
しかし、クラウドはそんなセフィを待っていないようです。
「いくぞっ!せーの、ジャンケンポンッ!!・・・はい、あんた遅出しで負け〜!!」
もう本当何やってんのかわかりません。
「え・・・?はあっ?・・・負け・・・?」
「そ。あんたの負け。」
クラウドはニヤリと笑うと、セフィロスを抱き締めた。
「さぁ、潔く俺の腕に抱かれろよvv」
気付けば、さっきの自分のセリフのプレイバック。
やっと状況を把握したセフィロスは、目茶苦茶青ざめました。
「か、勝手に勝負するなぁ〜!!」
「えー?俺勝手になんかやってないさ」
ムチャクチャ勝手にやってた気がしますが。
「まぁ、明日も明後日もなんて言わないからさ、とりあえず、ヤろう」
そして、ついにセフィロスの下肢へと魔の手が(爆)
・・・・・・。
「やっぱり嫌だーっ!!」
セフィロスの泣き叫ぶ声は周囲の部屋に聞こえたり聞こえなかったり。(笑)
つづく・・・よ。もち。(爆死)